「らんまん」野田&里中先生の友情にネット涙も…万太郎が懇願→寿恵子もロシア行き即決「肝の据わり方」

[ 2023年8月2日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第88話。窮地の万太郎(神木隆之介・左)は博物館を訪れ、里中先生(いとうせいこう・中央)と野田先生に相談したものの…(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は2日、第88話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第88話は、万太郎(神木隆之介)は野田先生(田辺誠一)と里中先生(いとうせいこう)を訪ね、田邊教授(要潤)の怒りを買った経緯を説明。博物館で研究をさせてもらえないかと頭を下げる。しかし、大学と博物館は協力関係にあるため、困難。万太郎を応援したい2人は、君の才能を認めている人は他にもいると背中を押す。家に帰ると、寿恵子(浜辺美波)は“ある人物”から届いた手紙を万太郎に渡し…という展開。

 別れ際、野田は「本当にね、君が好きだよ。君は子どもの頃、私たちが手掛けた図鑑を見て、この道に進んでくれた。愛おしいに決まっている。だから、友として言わせてくれ」とロシアのマキシモヴィッチ博士が万太郎を高く評価していると伝え「君と離れるのは寂しいが、こと学者同士で言えば、世界はつながっている。君はまだ若い。いくらでも羽ばたける」とロシア行きを後押し。万太郎の家庭の事情を知ると、里中は「槙野くん、やめるなよ」と声を掛けた。

 手紙の主は、マキシモヴィッチ博士。ムジナモの論文と植物画は絶賛され、ドイツの文献に掲載されるという。

 万太郎はロシア行きを寿恵子に懇願。寿恵子はOKし「本当に大冒険だ」「ロシアにも子どもはいます。ここと同じように、当たり前に人が暮らしてる。だったら、長屋くらいありますよ」「そんなことより、あなたを認めてくださる人がいる。それが何よりもうれしい」と心強い。

 寿恵子は第2子は十徳長屋で出産、まつ(牧瀬里穂)に会っておく、「私たちを離さないで」の3つをお願い。希望の光が差し込んだ。

 SNS上には「里中先生の『やめるなよ』に涙が出た」「博物館の先生お二人が出てくるだけで、あったかくて優しくてホッとして涙が出る」「野田先生も里中先生も、万太郎のことを同じ研究者として見てくれている。かつて万太郎が勝手に心の友としていた先生が『友として』『学者同士』と同じ目線で話してくれる」「寿恵ちゃんの肝の据わり方よ」「共に歩み、冒険したいという寿恵子の覚悟と愛が凄い」「ムジナモちゃん呼びにちょっと目頭が。寿恵ちゃん、あなたしか万さんの伴侶はあり得ない」などの声が上がった。

 しかし、ラストカット。第87話(8月1日)、万太郎が一晩中彷徨い歩いて帰った朝、園子が家の前で見つけ、室内に飾っていた3本のヒメスミレがしおれていた…。

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