速水もこみち 料理の原点はあの超人気番組「すごいんだなと。俺も料理してみたいな」

[ 2023年7月29日 18:00 ]

速水もこみち
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 俳優の速水もこみち(38)が、29日放送のTOKYO FM「SUBARU Wonderful Journey~土曜日のエウレカ~」(土曜後5・00)にゲスト出演し、料理好きになるきっかけを明かした。

 芸能界きっての料理男子として知られ、メディアで紹介したレシピは約3000という。料理に興味を持ちだしたのは、フジテレビで1993年から放送された料理バラエティー番組「料理の鉄人」だった。

 架空の団体「美食アカデミー」が、和、仏、中華の3人の料理の鉄人と、挑戦者を料理の腕で競わせる人気番組。主宰の俳優・鹿賀丈史が、パプリカをかじるシーンが話題だった。

 速水は同番組について、子供らしからぬ着眼点で興味を引いたという。「加賀さんがかじるじゃないですか?パプリカ。その姿を見て、この食べている食材と加賀さんの表情を見て、苦いのか、おいしいのか、酸っぱいのか、何なんだろう?といつも不思議に思ってた。そこに引き込まれちゃってて」。さらに、舌の肥えた審査員たちが、料理を絶賛する姿を見て、「やっぱすごいんだなと。俺も料理してみたいな」と、料理熱が上がっていったことを明かした。

 当時はまだスマホも存在せず、レシピ本も持っていなかったという。「いつも学校から帰ってきて、余った食材で、冷蔵庫を開けて、そこから作ってた」。いきなりハードルの高いことから始めたといい、「基本から学んでなくて、応用から学んでいるから。僕なりの考え方ですけど、そこから入っちゃっているから、制限しないというか、自由にいろんなことが最初できた」と、自由なレシピ作りにもつながったという。

 最初のころはカルボナーラを作っていたが、失敗の連続。「パスタって普通、熱湯でゆでていくじゃないですか?そういうことが分からないので、生クリーム、牛乳の中にぶち込んでゆでちゃったり、それがちょっと固まったり。ダメにしちゃうことがほとんどだったんですよ」と打ち明けた。それでも「やっていくうちにリズムみたいに、だんだんできてきて。今まで台所が散らかっていたのが、やっていくうちに片付けていきながら、料理ができるようになった瞬間から、たぶん楽しくなっていって」と、コツをつかんでいく様子を振り返った。

 料理の様子を小学校の自由研究で紹介すると、予想外の反響があったという。「友達のママたちが集まって来て、“もこちゃん、すごいわね”、“もこちゃん、かっこいいわ、作ってほしいわ”って。こいつはモテるなって。下心から入っていった」と笑って明かした。

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