藤井聡太王位 午後は重厚な長考合戦に 王位戦第3局第1日

[ 2023年7月26日 04:30 ]

封じ手に佐々木大地七段(左)のサインを促す藤井聡太王位(日本将棋連盟提供)
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 将棋の第64期王位戦7番勝負第3局は25日、北海道小樽市の「料亭湯宿 銀鱗荘」で第1日を行い、午後6時に先手の藤井聡太王位(21)=王将、名人、竜王、叡王、棋王、棋聖含む7冠=が61手目を封じた。

 藤井はエース戦法の角換わりを選択。佐々木大地七段(28)の右王布陣を見て最下段の飛車を中央に活用する工夫を見せた。昼食休憩直前に仕掛けを入れる展開だったが午後は重厚な長考合戦となった。指し掛け時の消費時間(持ち時間各8時間=ストップウオッチ計測)は藤井が3時間25分、佐々木が3時間58分。対局はきょう26日午前9時に再開。シリーズ成績は藤井の2勝で今局を勝てば4連覇に王手がかかる。

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