長嶋一茂 28歳で亡くなった元阪神・横田さんからの手紙明かし「本当に強い意志を持った人」

[ 2023年7月21日 12:10 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が21日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。18日に脳腫瘍で亡くなった阪神OBの横田慎太郎さん(享年28)を追悼した。

 横田さんは、阪神で14年から6年間プレーし19年に現役引退。現役引退の原因にもなった脳腫瘍が昨年に再々発し、治療を終えて今春から療養に入っていた。現役時代は持ち前の全力プレーでファンの心を揺さぶり、引退試合では“奇跡のバックホーム”で感動を呼んだ。近年は自身の経験を伝える講演活動に力を注ぐなどしていた。

 番組では“奇跡のバックホーム”のVTRや、「奇跡のバックホーム」という本を出版した際に取材した際のインタビューなどを放送。一茂は「びっくりですよね。確か2年前の放送で紹介したと思うんですけれども、実はあの後、本人から手紙を頂きまして」と明かし、「この後、鹿児島に戻って地域貢献をしたいというお手紙があって、もしタイミングがよければ一茂さんも来てくださいと。妻が鹿児島(出身)なんで、僕もそういう思いでいたんですけれども」と話した。

 そして「その手紙の後、すぐに腫瘍の転移が見つかって、早く治ればいいなという思いできょうまでいたんですけれど、まさか18日にこういうことになるとは…」と沈痛な表情を見せ、「人って追い込まれた時にその本性が出るというかね。つまり、弱さだったり強さだったりが出てくると思う。彼は野球を本当に愛していて、野球をやりたい。でも健康面で不安が払拭しきれない。病魔と闘わなきゃいけない。僕というか普通の人が経験できないような葛藤に襲われて、ここまでずっと病気が見つかってから来たと思うんですけれども、その間、講演にもありましたけども、自分を信じて、自分に負けず、目標を持って、その意志というのは、本当に強かったんだろうなと思いました」と横田さんの精神面の強さに言及していた。

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