埼玉県公園緑地協会が水着撮影会ルール公表 貝殻水着、下着は禁止、過度に足を広げるポーズはNGなど

[ 2023年7月21日 11:02 ]

埼玉県公園緑地協会HPから

 埼玉県公園緑地協会は21日までに、管理している3つの県営水上公園のプールでの水着撮影会の暫定的な開催許可条件を公表した。

 同協会はホームページ(HP)に「県営水上公園における水着撮影会の再開について」と題した文章をアップ。「3つの水上公園で統一した許可条件を暫定的に定め、運用する」とし、ルールの詳細を記した「水着撮影会開催許可条件」を発表した。

 主な許可条件は、法令などの遵守として「18歳未満のモデルを出演させる場合は、児童ポルノ禁止法、労働基準法、埼玉県青少年健全育成条例など法令・条例に抵触する行為は禁止」、モデルの服装としては「マイクロビキニに分類される水着及びそれと同等の露出となる水着は禁止」「ニプレスやインナーショーツ、前貼りが見えるような水着、服装は禁止」「下着(下着と思わせるものも含む)や貝殻の水着は禁止」「そのほか公園管理事務所職員が過度な露出と判断した場合は、着替えを指示することができ、従わない場合は許可を取り消してイベントを中止することができる」、ポーズについては「過激とみなされるポーズは禁止(水着を外そうとする・ズラす、過度に足を広げるなど)「水着を着てないかのように写るポーズは禁止」など。ほかにも条件を明記し、詳細なども具体例を出している。

 なお、来年度以降の許可条件については「関係者や専門家等からのヒアリングを実施し、新年度の会場予約受付を開始する令和6年2月までには決めていく予定」とした。

 埼玉県営水上公園での水着撮影会を巡っては、日本共産党埼玉県議会議員団が6月6日、ツイッターで「埼玉県営公園で女性の水着撮影会が行われます。未成年も出演するという情報については調査中です。城下のり子・伊藤はつみ・山﨑すなお県議は、本日、都市公園法第1条に反するとして、貸し出しを禁止するよう県に申し入れました」と投稿。開催予定だった複数の水着撮影会が急きょ中止となり、埼玉県の大野元裕知事はツイッターで、経緯を説明したうえで「明確な許可条件のない施設で、他の施設の条件を当てはめて中止することや、条件策定後に違反が認められないのに中止とすることは適切でない」とし「水着撮影会の開催の在り方等については意見も募りながら、専門家を交えた検討を協会に依頼しました。多くの方からもこの件について意見等を頂いておりますが、埼玉県、公園緑地協会として特定の政治団体等の意見に左右された事実はございません」としていた。

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