「サンクチュアリ」で注目の義江和也 思わぬ形でかなった“力士デビュー” 有吉も演技を絶賛

[ 2023年7月21日 05:00 ]

Netflixドラマ「サンクチュアリ―聖域―」に出演している義江和也(撮影・望月 清香) 
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 ピン芸人の義江和也(31)が大相撲を舞台にしたネットフリックスのドラマ「サンクチュアリ―聖域―」で注目を浴びている。一ノ瀬ワタル(37)演じる型破りな力士が角界でのし上がっていく姿を描いた作品。義江は主人公をいびり倒す兄弟子を演じている。

 ドラマでは、稽古中に主人公の顔を何度も蹴り付けたり、トイレでお尻を拭かせたりとやりたい放題。あまりの憎たらしさが話題だ。演技は初挑戦で「初めてだったのでとにかくがむしゃらだった」と無我夢中だった。

 一方で、相撲の動きや所作には自信があった。というのも義江は相撲歴13年。数々の力士を輩出している名門・鳥取城北高、日大で汗を流してきた。高校時代は横綱・照ノ富士(31)、元関脇・逸ノ城(30)の2学年先輩で「逸ノ城に日本語を教える“逸ノ城係”でした」と明かした。

 もちろん本気で大相撲の世界を目指したこともあったが、自分の実力に限界を感じて大学4年で引退。お笑いの道に進んでいたところに今作のオーディションの話が舞い込み、100人以上の応募の中から出演を勝ち取った。思わぬ形でかなった夢の“力士デビュー”に「感慨深い。まさかこの年で力士になれるとは思わなかった。過去の経験が実になった」と感激した。

 今作への出演で人生が激変した。「今まで声を掛けられることは全くなかったけど、外国人の方からも声を掛けられるようになった」と満面の笑み。大学の同期で親友の幕内・翔猿(31)からは「お前スターになったな」と声をかけられた。事務所の先輩の有吉弘行(49)もラジオで「めっちゃ芝居うまい」と絶賛している。

 現在、ドラマや映画の出演オファーが多数きているという。「これからも演技のお仕事をやっていきたい」と意欲を見せる。「大金星になれたらいいですね」と番狂わせの活躍を誓った。


 ◇義江 和也(よしえ・かずや)1992年(平4)6月1日生まれ、東京都出身の31歳。小4で相撲を始める。趣味はボートレース、競馬、アニメ観賞。血液型O。


 ≪主演・一ノ瀬ワタルは元格闘家≫ 主演の一ノ瀬は元格闘家という異色の経歴の持ち主。また、元幕下・千代の真の澤田賢澄(37)や元十両・飛翔富士の住洋樹(34)ら元力士も多く出演している。一方で相撲経験がないキャストも。力士を演じる出演者は、撮影開始の1年前から専門家や栄養士の指導の下で肉体改造した。徹底した体づくりが迫力ある大相撲の世界を再現している。


 ≪共有“ルール”変更で会員数が大幅に増加≫ ネットフリックスは19日、世界の有料会員数が6月末時点で2億3839万人となり、3月末時点から589万人増えたと発表した。米国などで実施したアカウントの不正な共有を防ぐ取り組みによって、大幅増となった。日本でも日本時間20日から同様の取り組みを始めたことも明らかにした。ネットフリックスはアカウントの共有を同居する家族に限定し、一方で安価な追加料金を払うことで同居していない友人らとの共有を認めるサービスを米国などで5月に始めた。アカウントを共有して視聴していた人が有料契約に切り替えたことで、会員が増加した。 

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