「らんまん」寿恵子出産&万太郎命名「園子」往復書簡&長屋連携…ネット涙の祝福「小春ちゃんの人生まで」

[ 2023年7月21日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第80話。出産に臨む寿恵子(波辺美波・中央)(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は21日、第80話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第80話は、寿恵子(波辺美波)は万太郎(神木隆之介)から送られてくる植物標本を乾燥させる作業や、イチ(鶴田真由)から預かった内職をしながら、夫の帰りをおなかの子と待っていた。季節は秋に。ついに寿恵子は、えい(成海璃子)、りん(安藤玉恵)らの協力の下、無事に女の子を出産。帰ってきた万太郎も生まれたばかりの我が子と対面。「この子の人生にありとあらゆる草花が咲き誇るように」と名付けた名前は…という展開。

 イチと一緒に十徳長屋を訪れた佳代(田村芽実)は、寿恵子がドレスを質入れしたと聞くと「許すまじ、槙野万太郎!」と口を尖らせた。

 内職を手伝ってくれた小春(山本花帆)は「おっかさん、出てちゃったし、子はかすがいになれなったなぁ」。寿恵子は「小春ちゃんのお母さんも、そう(とにかく無事で生まれて)願っていたと思うな」「福治さん(池田鉄洋)、小春ちゃんがいたから、生きられたのかもしれないよ」と励ました。

 万太郎は思いつく度、名前の候補を手紙に書いて送る。「すみれ」「なずな」「ゆき(ユキノシタ)」「碇(イカリソウ)」「しのぶ(シダ)」…夜、万太郎が急ぎ帰ると、産声が聞こえた。

 翌朝。万太郎は寿恵子と我が子に「1つに決められんき。園子。この子の人生に、ありとあらゆる草花が、咲き誇るように」――。

 SNS上には「朝からいいお話でした。園子ちゃんの誕生、おめでとうございます」「長屋の皆さん、ありがとう」「名付けにこだわる理由がちゃあんと伝わる脚本の素晴らしき哉(泣)」「書簡文学風の進行、気持ちが乗りやすいな。泣けた」「小春ちゃんの人生までをも描いて、生きていくための考え方を伝え、寿恵子の妊娠ということだけでも周りに影響を与える。こういう話を組み立てられるこの作者さん、凄い」などと祝福の声が上がった。

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