「どうする家康」番組CP“新解釈の展開”に言及 家康&石田三成も「感情のやり取りを丁寧に」

[ 2023年7月16日 17:17 ]

東京・渋谷のNHK
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 NHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)で織田信長役が話題を呼ぶ俳優の岡田准一(42)が16日、滋賀県近江八幡市文化会館でトークショーと囲み取材を行った。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。嵐の松本潤は大河初主演となる。

 中盤のクライマックスとなる戦国最大のミステリー「本能寺の変」(天正10年、1582年)が目前に迫る中、注目のイベント。岡田が今作でトークショーを開くのは初となった。人物デザイン監修の柘植伊佐夫氏、制作統括の磯智明チーフ・プロデューサー(CP)も出席。司会は大津放送局の上原あずみアナウンサーが務めた。

 「築山殿事件」「本能寺の変 家康黒幕説?」など“新解釈の展開”も話題。「今後も歴史ファンをざわめかせる仕掛けは?」の質問に、磯CPは「特にそのためではないんですけど、40年の間、歴史研究が大幅に進んでいるんですよね。この間、新しい信長像や秀吉像はドラマで描かれてきましたが、こと家康につしてはラスボス的に使われてきて。今回は、例えば家康は信長に対してどういう感情を抱いてきたのかという物語を素直に作っているつもりです。従来の家康のイメージとは違うかもしれませんが、あらためて家康視点で信長を見た時に発見もあります。もう一度、家康を主人公にして物語を見てみましょうよ、というのが今回の作品の一番の始まり」と言及。

 天下分け目の「関ヶ原の戦い」でぶつかる石田三成との関係についても「どうして対立して別れてしまったのか、2人の感情のやり取りを今後も丁寧に描いていきたいと思っています」とした。

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