マツコ ゆとり教育への批判の声に反論「一長一短はある」も「何をしているかっていうのが問題」

[ 2023年7月16日 15:19 ]

マツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(50)が15日放送の日本テレビ「マツコ会議」(土曜後11・00)に出演。ゆとり教育への批判の声に反論する場面があった。

 この日は昨年から小学生の双子の娘たちと幼稚園の息子という3人の子どもたちとともに仏パリへ移住し、新生活を送っている女優の杏がリモートでゲスト出演。移住から9カ月経ち娘の新生活の様子を見に来たという、父で俳優の渡辺謙も飛び入りする中、フランスでの生活について話した。

 フランスでの教育事情について、杏は「まず休む。年間3分の1ぐらい休みなんじゃないかなって。バカンスがとにかくたくさんあって、4分の1ぐらいかな。5月は1週間ぐらいかしか学校なかった。まず週4日しか学校がないんですよね。月、火、木、金。宿題も何となくは出るけど、日本の比ではない。毎日のお昼休みも、2時間近くある」と説明。フランスの小学校は週4日の登校ということもあり、1日の授業時間が日本よりも長く、5時間半だとし、2カ月に1回、2週間の休暇もあり、勉強と私生活のメリハリを大事にするとした。

 これに、マツコは「(日本の)ゆとり教育のことを凄く批判的にいう人いるけど、じゃあ、フランスが世界で遅れている国になっているのか?って言われたらなっていない」と主張。「教育の内容が、ゆとりが悪かったわけじゃなくて、ゆとりの中で何をしているかっていうのが問題。週4日だよ?」と投げかけた。

 自身の小学校時代に思いをはせ、「子どもの時、地獄だったもん、小学校。毎日、あんな朝早く起きて、冬なんかまだ暗いときに家出てさ。土曜日も毎週授業あったし」とマツコ。「一長一短はあると思うし、日本の教育が全部ダメってわけじゃないけど、一方でこういう国もある」とした。

 杏が「詰め込みだからこその計算力の速さとか、っていうのうはに日本は抜群だと思うんですけど、いろんな面があるなって」と話すと、マツコも「一長一短はあるよね。いいところを取り入れて」と続けた。

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