夏まゆみさん死去 元AKB宮澤佐江も追悼「先生に付けて頂いた振付だけは今も忘れることなく身体に」

[ 2023年7月6日 18:57 ]

2013年、「AKBリクエストアワーセットリストベスト100」でSNHに移籍する宮澤佐江は、振付師の夏まゆみさん(左)から祝福され涙ぐむ
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 元AKB48で女優の宮澤佐江(32)が6日、自身のツイッターで、がんのため6月21日に61歳で死去していたことが分かった、振付師の夏まゆみさんに追悼のメッセージを送った。

 夏さんの著書を手がけたビジネス社がこの日、「モーニング娘。、AKB48など300組以上のアイドルや芸能人を育てたダンスプロデューサー・夏まゆみ先生(享年61歳)が、6月21日にがんのためご逝去されました。治療と並行して書き上げ、本年上梓された作品が遺作となりました」と、夏さんの死去を報告した。

 夏さんはAKB48の黎明期から振り付けを担当。素人同然だったメンバーたちに、ダンス指導だけではなく、プロ意識を植え付けた。

 大島優子、秋元才加らとともに2006年、グループ2期生として加入した宮澤は「恵まれた環境にいることを忘れるなよと、お金を払って観に来て下さる方たちがいることに感謝をしなさいよと、君たちはもう今日からプロなんだよと、何も知らない私たちにエンターテイメントの基礎を厳しさと大きな愛で丁寧に教えて下さいました」と感謝。さらに「メンバーだけでなく当時のスタッフ陣もたくさん叱られ褒められ抱きしめて頂きました」と、グループの礎を築いてくれた指導力にも敬意を表した。

 AKB48の初期はすべてオリジナル曲。宮澤の体には今も、その動きが記憶されているという。「歌詞に沿った、音楽に沿った振付一つ一つに魂と意味が込められていて、夏先生に付けて頂いた振付だけは今も忘れることなく私達の身体に染み込んでいます。天職だった自分のアイドル人生が夏先生から教わったモノとして、今後の人生にも大きく残り続けてくれることが誇りです」とも記した。

 恩師のあまりにも急な悲報に「最後に元気な姿で、会いたかった。。」と無念もつづりつつ、「ご冥福をお祈り致します」と追悼の言葉で投稿を締めた。

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