男女逆転「大奥2」老中・阿部正弘役は瀧内公美「台本を読み、ポロポロ涙が…」将軍・家定を献身サポート

[ 2023年6月12日 18:03 ]

瀧内公美
Photo By 提供写真

 今年秋に放送される“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)「幕末編」の新キャストが12日、番組公式ツイッターなどで発表され、女優の瀧内公美(33)が、物語のカギを握る老中・阿部正弘役を演じることが明らかになった。

 放送毎にSNS上で話題を集めた「Season1」(全10話)は今年3月に完結。3月度ギャラクシー賞月間賞も受賞した。「Season2」の平賀源内役・鈴木杏らは「Season1」最終回でサプライズ発表。これまで、原作ファン注目の老中・田沼意次を松下奈緒が、原作ファンの間で“最大の悪役”と名高い一橋治済を仲間由紀恵が演じるなどキャストが続々と発表され、配役に注目が集まっていた。

 家定を献身的にサポートする役どころに、瀧内は「『大奥』シーズン2に参加させていただけますこと、大変うれしく思っております。台本を読み、心が温かくなるお話にポロポロ涙が…。愛すべき阿部ちゃん、おしゃべり大好き阿部ちゃん、阿部の忠義を見せねばなりませぬ!一所懸命に演じます」とコメントした。

 原作は「西洋骨董洋菓子店」「きのう何食べた?」などで知られる漫画家・よしなが氏が、隔月刊誌「MELODY」(白泉社)に04年8月号から21年2月号まで連載した同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。ジェンダー、権力、病など現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描き、全19巻は累計600万部(紙・電子)を誇る。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は家光編から幕末・大政奉還まで初めて映像化。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、TBS「JIN―仁―」「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人~」などのヒット作を生み続ける森下佳子氏。25年の大河「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」も手掛ける。

 「Season2」も引き続き、脚本は森下氏が執筆。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが奇妙な病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅へ立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

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2023年6月12日のニュース