「どうする家康」奇襲前でも“えびすくい”数正音頭→万千代ドン引き ネット泣き笑い【全6回VTR】

[ 2023年6月12日 05:30 ]

大河ドラマ「どうする家康」第22話。徳川家臣団の宴会芸“えびすくい”を初めて目の当たりにした井伊虎松(板垣李光人)は…(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は11日、第22話が放送され、織田・徳川連合軍VS武田軍の「長篠・設楽原の戦い」(天正3年、1575年)が描かれた。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第22話は「設楽原の戦い」。織田・徳川連合軍は、長篠城の西・設楽原(したらがはら)で武田軍と対峙。しかし、織田信長(岡田准一)は馬防柵を作るばかり。動こうとしない。しびれを切らした徳川家康(松本潤)は、わずかな手勢で武田の背後から夜襲をかける危険な賭けに出る。策は功を奏し、武田四郎勝頼(眞栄田郷敦)は攻めかかってくるが、信長はその瞬間を待っていた。3000丁の鉄砲が火を噴く!…という展開。

 織田軍の鉄砲隊が武田軍を蹴散らし、圧勝。その裏には、酒井忠次(左衛門尉)(大森南朋)による鳶ヶ巣山(とびがすやま)砦の奇襲があった。

 まんまと砦攻めを信長から押しつけられた家康。土地勘がある忠次の志願に「左衛門尉、死ぬでないぞ」。松平信康(細田佳央太)や家臣団も次々に「死んではならんぞ」(信康)「死んではなりませんぞ」(本多忠勝)「死んだら承知しませんからな」(榊原康政)「死なんでくだされや」(鳥居元忠)「死んだら…」(大久保忠世)。忠次は「やめんか!かえって死んでしまいそうじゃろうが!もっと景気良く送り出さんか、ほれ!」――。

 すると、石川数正(松重豊)が「♪えびすくい、えびすくい」と低音。一同からも声が上がり、宴会芸「えびすくい」の時間に。忠次は日の丸の扇子を広げ、一緒に歌い、踊り始める。「死んでたまるか、えびすくい」――。仕官したばかりの井伊虎松(万千代)(板垣李光人)は「えっ、何これ…」「何なんだ、これは!」と驚き、困惑した。

 放送終了後(午後9時)には「えびすくい」がツイッターの世界トレンド17位に入る大反響。SNS上には「ドン引き万千代w」「普段絶対やらない数正の、読経のようなえびすくい」「もう見れないと思っていたら、こんな使い方するのね。全く(凄いな)」「えびすくいに泣いたのは初めてでした!忠次、無事でよかった!」「信康がえびすくいに参加してたのは笑った。小さい頃から見てて、慣れ親しんでいるのかな」「数正さんがおもむろに歌い出し、信康様まで(笑)。泣き笑いのえびすくい」「えびすくいの洗礼。殿のかつてないフラットな目線と、既に免疫がついている信康」などの声が続出。笑いと涙を誘った。

 <第1話>三河・岡崎。若き家康が久々に里帰り。出迎えた忠次は“えびすくいポーズ3連発”。夏目広次(甲本雅裕)ら家臣が集まり、忠次が「川また、どこら程におりゃしゃあす」「鮒、鮎、鮒、鮎、鮒、鮎、鮒、鮎」「松笠、 蜆(しじみ)、水に映りて面白や」。家康は「こりゃ、何が面白いんじゃ…」とつぶやいた。

 <第3話>岡崎城。三河平定のために使える銭、槍や鎧を、鳥居忠吉(イッセー尾形)が隠していた。忠次は「銭、太刀、金、槍」「敵は、どこら程におらしゃあす」と歌い、踊り始めた。数正は加わらなかった。

 <第10話>遠江・引間城。家康と忠次が足を運び、城主・飯尾連龍(渡部豪太)と面会。家康は制止したものの、忠次が「川また、どこら程におりゃしゃあす」と披露。

 <第11話>「徳川改姓Ver.」三河・大樹寺。家康は松平から徳川に改姓し、三河守に任官。忠次は「三河守はどこに、どこにおらしゃあす」と喜びの踊り。

 <第14話>「かにVer.」敦賀・金ヶ崎城、酒宴。忠次が信長に披露し、場は大盛り上がり。木下藤吉郎(ムロツヨシ)はカニの格好をし「♪かにすくい、かにすくい」と横歩き。忠次と藤吉郎の無茶振りに、家康はカニから顔を出し「カニヶ崎におわしゃあす」。信長の真顔に一瞬、緊張が走ったが、相好を崩し、家康も安堵した。

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