やくみつる氏 「流行語大賞」候補に「増税メガネ」入らなかったことに言及「忖度とかではない」

[ 2023年11月18日 16:11 ]

やくみつる氏
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 漫画家のやくみつる氏(64)が18日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に出演。選考委員を務める、「2023ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の候補30語に選考の裏側を明かした。

 2日に発表された今回のノミネートでは日本が3大会ぶりの優勝を果たしたWBCから大谷翔平投手の名言「憧れるのをやめましょう」とラーズ・ヌートバー外野手の「ペッパーミル・パフォーマンス」、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の性加害問題関連から「性加害」「NGリスト/ジャニーズ問題」の2語が入った。18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神の今季スローガン「アレ(A.R.E.)」などが入った一方で、政治関連の言葉は少なく、岸田文雄首相を揶揄(やゆ)する「増税メガネ」は選外となった。

 防衛費大幅増などで岸田首相を指す言葉として拡散された話題のワード「増税メガネ」が候補入りしなかったことがネット上で物議を醸した。

 やく氏は12月1日に大賞とトップ10が発表されることに触れ、「本チャンで30語に入らなかった理由を述べなければならないなと」と授賞式本番で説明すると明言。「まっ先に反響があったのが“増税メガネ”が入っていないのが忖度かと(という声)」と反響に触れたうえで「軽々に忖度なんて、そういう言葉を覚えたからって使うんじゃない、ネットの愚民どもが」とバッサリ。授賞式で説明する詳細は語らなかったが、「忖度とかではないことだけは申し述べておきたい」とした。

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