男子バレー柳田 日本代表返り咲きへ若手選手との200日間サバイバルに密着

[ 2023年11月18日 10:00 ]

18日放送のTBS「バース・デイ」はバレーボール男子日本代表の柳田将洋のB代表からパリ五輪出場を目指す若手選手との200日間のサバイバルに密着した(C)TBS
Photo By 提供写真

 18日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)はバレーボール男子日本代表・柳田将洋(31)の日本代表Bチームからパリ五輪出場を目指す若手選手との200日間のサバイバルに密着した。

 今年10月。パリ五輪の予選を兼ねたW杯が行われ、日本はエースの石川祐希を中心に世界の強豪国との激闘を制して見事パリ五輪の出場権を獲得した。現在、日本の世界ランクは4位で52年ぶりのメダル獲得への期待が高まっている。

 今年5月、新戦力の育成のために日本代表の2軍にあたる「B代表」が作られた。招集されたのは大学生を含む20代前半の若手を中心とした23選手。その中に、かつて日本のエースに君臨していた柳田の姿があった。

 柳田は慶大在学中の21歳で初めて日本代表入り。4歳下の石川らと共に次世代を担う若手「NEXT4」として注目を集めた。25歳で代表キャプテンに就任し、石川と共に日本のWエースとしてチームを支えた。だが、2年前に世代交代の波に押され、東京五輪の代表メンバーから落選した。

 大きな挫折を味わった柳田だが「アスリートってなったら絶対に目指す場所」と前を向き、B代表からの再出発。挑むのはパリ五輪を目指す若手選手たちとのサバイバル。B代表の活動期間は5カ月間。パリ五輪の予選が始まる10月までトップチームとは別に合宿や試合を行い、活躍次第で随時メンバーの入れ替えが行われる。

 メンバーのほとんどが20代前半という中、アタッカーでは最年長となった柳田。世代交代の波に抗い代表の復帰を目指すのは決して簡単なことではないが「やっときゃ良かったは誰でもできる言い訳なので。やり切ったほうがいいかなって、そこの後悔はしたくない」とポジションを勝ちとることだけを見据えている。

 また、代表の活動がないオフの日には自身が企画して立ち上げた中高生の育成プロジェクトを行い、現役選手であるうちに自分の経験を次の世代に伝えている。その姿勢は代表合宿でも変わらず、同じポジションのライバル選手にもアドバイスを惜しまなかった。

 若手が成長することは自身の代表復帰の道を険しくしてしまうにも関わらず、柳田がアドバイスを惜しまない理由があった。果たして柳田の思いとは。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年11月18日のニュース