小日向文世 名バイプレーヤーが目標とする名優とは 父から「目指しなさい」と言われ「素晴らしかった」

[ 2023年11月8日 14:44 ]

小日向文世
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 俳優の小日向文世(69)が8日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。父との思い出を明かし、目標とする俳優について語った。

 小日向は39歳の時に劇団の後輩と結婚し30年。現在28歳になる長男・小日向星一、25歳になる次男・小日向春平も俳優となっているが、2人の息子とは現在もハグを交わし、寝顔を見るのが好きで、幼い頃は2人の足を触って寝ていたとも明かした。

 司会の黒柳徹子から「子供とのスキンシップは父親譲り」と明かされると、小日向は「そうですね。父の血だと思います。父が末っ子の僕をとっても可愛がってくれた。兄と姉には厳しかったみたいですけど」などと話した。

 黒柳が「俳優になる時お父さまは反対なさらなかったの」と尋ねると、小日向は「一切反対しなかったですね」と回顧。「父は志村喬さん、『生きる』の、あの映画が大好きで。だから“僕が俳優をやりたい”って言った時に、“じゃあ文世は、志村喬さんみたいな俳優さんを目指しなさい”って言ってくれましたね」とかつて黒澤明監督の映画「生きる」(1952年)で主演を務めるなど活躍し、1982年に他界した名優の名前を挙げた。

 「だから僕の中ではずっと目標は志村喬さんなんですけど。だからいつになったらそこに追いつけるのかなと思いながらも」としみじみと語った。

 黒柳が「でも確かにあの時の志村さんは良かったですよね」と語ると、小日向は「いやもう黒澤組でね。志村喬さんは本当に素晴らしかったですよね」と同調した。
 

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