KOC準Vカゲヤマ 衝撃の1番手ネタは「ギャンブル」 恩師の言葉きっかけで決死の“問題作”披露

[ 2023年11月8日 05:00 ]

取材会を行ったカゲヤマ(左から)タバやん。、益田康平
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 「キングオブコント2023」準優勝のお笑いコンビ「カゲヤマ」が12月20日にルミネtheよしもとで開くライブ「カゲヤマ見本市 知ることからはじめよう」の取材会を行った。

 結成15年目、初のキングオブコント決勝進出。初の大舞台では「料亭」という、ふすまと本物の尻を使った大胆な謝罪ネタを披露した。トップバッターとしては異例の500満点中469点という高得点を叩き出し、ハイレベルな今大会を印象づけた。

 そんなギリギリを攻めるネタを提案したのは、恩師と慕う作家の山田ナビスコ氏だった。当初は別のネタを披露する予定だったが山田氏のアドバイスで「料亭」をチョイス。尻も小道具で表現するはずが、山田氏の「生の方が面白いだろう。まあテレビではできないだろうけどな」という一言がきっかけで仕掛けを変更。自らの体を使うことに決めた。

 益田康平(38)が「ウケは良かったんですけど、駄目な可能性が全然あった」と語る“問題作”。相方のタバやん。(38)も「ギャンブルでした。普通にKOCから駄目ですと言われたら駄目なネタだったので」と当時を振り返った。

 そんな“問題作”でリハーサルのない準々決勝を通過したことで、2人はこのネタで勝負することを決意。大会本部からは陰部が見えないような処理をしてほしいという要望があったというものの、制止はされなかった。タバやん。は「当日もふた開けるまで、急なストレスとかでおできができていないかとか心配だった。ギャンブルだった」と綱渡りの日々を回顧した。一方の益田は、決勝にむけて週5回ほどスーパー銭湯の塩サウナに通い詰めるなど、入念な尻のケアを欠かさなかった。そんな陰の努力もあってか、カゲヤマは苦戦必至の決勝1番手から準優勝と、爪痕を残した。

 2人はブレークを機に、CM出演も熱望している。特に第一目標に挙げたのは牛丼チェーン松屋だ。「料亭」でも「松屋はみそ汁ついてます!!」と叫び、愛をアピール。益田は「僕、松屋大好きなので。お店のポスターとかでもカゲヤマを使ってもらえれば」と願望を口にした。また、自慢の尻についても言及。「38の男にしてはむちゃくちゃきれい。そういう美容系、脱毛系の案件もやらせていただきたい」と青写真を描いた。

 カゲヤマは現在M―1グランプリでも決勝進出を目指している最中だ。益田は「今年、決勝に行ったらサンドウィッチマンさんとか、かまいたちさんの(王道)路線なんですよ」とM―1とKOCのダブルファイナリストへの野心をたぎらせる。カゲから主役へ。苦労人2人が“尻”上がりに人気を高めていく。

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