永瀬拓矢九段が開幕4連勝、次戦勝利で挑戦権獲得も 王将戦挑戦者決定L

[ 2023年11月3日 18:14 ]

リーグ4連勝で単独首位をキープした永瀬拓矢九段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は3日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグの1局を行い、先手の永瀬拓矢九段(31)が近藤誠也七段(27)を93手で下し、開幕4連勝。近藤は2勝2敗となり、挑戦権獲得の可能性はなくなった。

 この日までのリーグ成績は、
 4  勝=永瀬拓矢九段
 3勝2敗=羽生善治九段
 2勝1敗=菅井竜也八段
 2勝2敗=豊島将之九段、近藤誠也七段
 1勝3敗=佐々木勇気八段
 4  敗=渡辺明九段

 永瀬と羽生のリーグ残留もこの日決まった。渡辺の陥落は確定している。

 永瀬は14日の次戦(羽生戦)で勝てば藤井聡太王将(21)=8冠=への挑戦権を獲得する可能性がある。

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