小林幸子のワイン「ラスボスの雫」山梨県甲州市のワインまつりでお披露目「ブラボー!おいしい!」と大喜び

[ 2023年11月3日 11:26 ]

山梨県甲州市で開かれた「かつぬま新酒ワインまつり」で自身のワイン「ラスボスの雫」がお披露目となった小林幸子
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 演歌歌手の小林幸子(69)が3日、山梨県甲州市で開かれた「かつぬま新酒ワインまつり」に参加した。今年から始めた小林のオリジナルワインが初お披露目とされた。甲州種の白ワインで、名称は自身の愛称からとった「ラスボスの雫」。同市の老舗ワイナリー「シャトー勝沼」とタッグを組んだもので、小林は「自分のワインが出来るなんて、この上ない幸せ」と大喜びした。

 山梨ヌーボー解禁日となった3日。小林は午前10時にオープニングセレモニーで初めて自身のワインを口にした。パッと笑顔を咲かせ、「ブラボー!」と言葉が飛び出した。ワインを楽しみに訪れた多くの客を前に「最高!本当においしくつくっていただいた」と話し、大感激の様子だった。

 2021年11月、自身のYouTubeの撮影でシャトー勝沼を訪れた際に、同市の鈴木幹夫市長と対面。「ぜひ観光大使に」と打診され、昨年11月に観光大使を委嘱された。今年2月にシャトー勝沼のブドウ園の一角を「さっちゃんぶどう園」として開園し、約7000平方メートルの敷地で甲州種のブドウを育ててきた。9月の収穫にも参加。収穫された約1トンのブドウから、1000本のワインが醸造された。

 「本当に今日の日を楽しみにしていた」という小林。「ネーミングもずっと考えてて、私らしく“ラスボスの雫”にしました」。ラベルの「雫」の字は自ら書いたものを使用した。樹齢約30年の良質な甲州種のブドウでつくられ、「辛口で思った以上においしい」と大満足した。

 来春には新たに赤と白のワインを発売する予定。シャトー勝沼の今村英香専務は「2023年のビンテージで、熟成しても楽しめるワインを予定しています」と説明した。

 小林は故郷の新潟県長岡市で長年米作りを行っている。「ワインは和食にもすごく合う。コラボして何かをやってみたい。来年60周年なのでいろいろ考えて発表したい」。甲州市の観光大使として「せっかくここまできたんだから、世界に向けて山梨のワインを発信していきたい」と力を込めた。

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