現役タイル職人・虎鷹が「THE FIRST TAKE」挑戦 大阪中心に活動「人生を堪能したい」

[ 2023年11月3日 04:00 ]

THE FIRST TAKEに初挑戦した虎鷹
Photo By 提供写真

 一発勝負で歌を収録するYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に、現役のタイル職人が挑んだ。休日を使って大阪を中心に音楽活動をしている虎鷹(こたか、25)。YOASOBIやDISH//ら、NHK紅白歌合戦の出場歌手を輩出してきた人気コンテンツに大抜てきされ「生きてきた中で一番緊張しました。足がブルブル震えました」と振り返った。3日に公開される。

 歌ったのは自作曲の「そんな人生を堪能したい」。現代を生きる人に向けた応援ソングで、7月に動画共有サービス「TikTok」に投稿されると「この歌で元気をもらった」などと反響が相次いだ。サビの歌詞に合わせて手を叩くダンスも広がり、同曲を使った関連動画の投稿数は2万超。総再生回数はヒットの基準と言われる1億回に迫っている。

 2019年11月に開設された同チャンネルにアーティスト以外が出演するのは異例。制作関係者は「無名な存在ではありますが『そんな人生を堪能したい』は一流アーティストの歌と同様に話題になっているため、出演をオファーしました」と明かした。

 虎鷹は17歳から楽曲の自主制作を始め、19年ごろからSNSに投稿するようになった。外壁施工などのタイル職人として生計を立てながら、ライブハウスや路上などで年間100本ほどのライブ活動を行っている。

 失敗が許されない本番一発撮りの緊張感あふれるパフォーマンスをこなし「この曲を聴いて少しでもポジティブな気持ちになってもらえるよう精いっぱい歌いました」とアピール。公開後に話題がどんな広がりを見せていくのか注目される。(小田切 葉月)

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