山口真由氏 世論調査、内閣支持率の低迷に「自民党の地盤沈下…野党がもうちょっと力があれば」

[ 2023年10月30日 11:59 ]

山口真由氏
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 元財務省官僚で信州大の山口真由特任准教授が30日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。ANNの世論調査で、岸田内閣の支持率が6カ月連続で下落し、政権発足以降、過去最低の26・9%になったことについて言及した。

 番組では、ANNは28、29日に世論調査を行ったとし、所得税などを定額で4万円減税することを軸に政府が検討を進めていることについては、「評価しない」と答えた人が半数を超えて56%、「評価する」が31%。「評価しない」主な理由については、「政権の人気取りだと思うから」と答えた人が最も多く、41%だったとした。

 また、住民税の非課税世帯などを対象にした給付金の支給については、「評価しない」が48%で、「評価する」が41%などと伝えた。

 山口氏は「麻生さんが定額給付金をやったのが2009年で、その直後に政権交代したわけですが、あの時も小泉総理という強力なリーダーシップの後に安倍、福田、麻生とうまくいかなくなった」と指摘。そして、「今回も当時と同じような政権交代前夜のような自民党の地盤沈下を感じるというか、安倍政権が長く続いた後に菅さんと岸田さんがうまくいかなくなって。だけど、野党がもうちょっと力があれば…。かなり難しい状況だと思うんですが、今ちょっと受け皿が…。岸田さんの対抗馬が党内にいない。自民党の対抗馬に野党がなっていないという状況で何とか支持率がもっているみたいな感じなのかなという気がします」と自身の見解を述べた。

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