小日向文世 稼ぎ少なかった時に浴びた「世田谷のママ友」からの視線 「長男を私立幼稚園に入れた時…」

[ 2023年10月22日 15:51 ]

小日向文世
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 俳優の小日向文世(69)が21日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。家族について語った。

 同局で大ヒットを記録した日曜劇場「VIVANT」を始め、各局の連続ドラマに引っ張りだこの名バイプレーヤー。

 劇団員だった妻と39歳で結婚。「女房は食えない時期を一緒に過ごしてるから、ちょっとやそっと食えなくてもへこたれない」と言うが、これまでは大変なことも多かったという。

 長男が生まれた時は「とにかく仕事なくて暇で。妻と朝から公園行くんですよ。ママ友がいっぱいいるんだけど、『ご主人何やってる人だろう?』って思われてたと思う。子供の洗濯物を朝から干してた時なんて、道路挟んだ喫茶店の人に挨拶されちゃったことあって。しゃがんで干しましたよ。だって、ただの仕事してないオヤジなんだもん」と苦笑。

 また、高所得者が多く在住している世田谷区に住んでおり「周りのママ友もそれなりの人たちが多くて」と格差を目の当たりにしたことも。

 長男を私立幼稚園に入れたが「私立に入れると、低所得者は補助金がもらえるんですよ。僕らはわからなったから、ラッキー!ってなってたんだけど、女房が他のママ友に話したら『ああ…』って言われちゃったみたいで。世田谷のママ友の中では何してるかわからない夫。稼ぎも少ないし。そんなのが42歳から47歳まで続くわけです」と切ない回想をしながらも、夫婦で支え合って乗り切ってきた。

 47歳で出演したフジテレビ「HERO」が大きな転機となり、今やテレビ界では欠かせない名脇役となった。

 初めて連続ドラマで主演した際、妻と大事な場面を一緒に観ようとした所、興味なさそうにメールしていた妻に怒ってケンカしたことがあったというが、妻の作るロールキャベツが大好物で「家から出ないのは妻の料理がおいしいのが大きい」と仲睦まじい。

 「息子たちが大きくなって、一人は家を出たし、下の子はなかなか帰ってこないし」と夫婦2人の時間が増えたという。長男の星一、次男の春平はともに役者。「まあ時間かかるでしょうね。僕がHEROまで47年だから。好きならやっていいよって。いろんなことがあるだろうけど、頑張ってほしい」とエールを送った。

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