「VIVANT」ノゴーン・ベキには“モデル”がいた?考察芸人「公式は絶対に認めないと思うんですが…」

[ 2023年9月14日 09:55 ]

日曜劇場「VIVANT」第7話。ノゴーン・ベキ(役所広司)の正体は…(C)TBS
Photo By 提供写真

 ドラマ考察で知られるお笑いコンビ「XXCLUB」大島育宙が、13日放送のニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)に出演。俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・30)の考察を語った。

 <以下ネタバレ有り>

 10日に第9話が79分拡大版で放送され、主人公・乃木憂助(堺)の幼少期と、乃木の実の父ノゴーン・ベキ(役所広司)による組織「テント」の詳細が明らかとなった。最後は乃木に“裏切り”の容疑がかけられる…という衝撃のラストを迎え、先の読めない展開のまま、17日についに最終回を迎える。

 13日の13日放送のザ・ラジオショーでは、「VIVANTノート」をつくってしまうほど、ドハマりしているというナイツ塙と大島が、それぞれ独自の考察を語り合った。

 「VIVANT」考察だけで、これまで47本ものYouTube動画を上げているという大島。これまで投稿した動画について「ベキのモデルになった人物7選とか…」と紹介した。

 「ベキのモデル」となった人物について、大島は「核になったと思われる人物がいる。これ、公式は絶対に認めないと思うんですが…」とした上で「福澤監督が“3年前にカーラジオで聞いたエピソードを元にした”とおっしゃっているんですよ」と、公式がすでに出している情報を紹介。続けて「3年前というのが、アフガニスタンで水路をつくる活動をされていた中村哲医師という方が、撃たれて亡くなった時なんです。そのニュースを、ラジオで聞いたのではないかと僕は思っていて」と推測した。

 中村哲氏は、アフガニスタンで人道支援活動を続けるNGOの現地代表。「ドクター・ナカムラ」として、戦乱のアフガンで用水路を掘り、人々の生活と命を救うことに尽力した。中村さんは2019年12月4日、東現地で車に乗っていたところを武装集団に銃撃され、73歳で亡くなった。

 大島は、中村氏は「めちゃくちゃ尊敬されている、世界で活躍する日本人」と説明し、「そんな人物をベキと置いた場合、悪人にするかね?と」と、ベキは悪人ではなく、ベキ率いるテントは「悪の組織」ではないと主張。「だから僕は一貫してベキを擁護しています」と語り、「最後、ベキが撃たれてしまう悲劇もあり得るかなと思ってしまいます」と考察した。
 

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年9月14日のニュース