俳優・三津谷亮、9月末で芸能界引退 15周年でファンに感謝も 2週間前には誹謗中傷への苦悩投稿

[ 2023年9月9日 08:22 ]

三津谷亮(2017年撮影)
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 「ミュージカル 忍たま乱太郎」や「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」などへの出演で知られる俳優の三津谷亮(35)が9月末をもって、芸能界を引退することが8日、所属のワタナベエンターテインメントから発表された。

 同事務所は公式サイトで「三津谷亮は、2023年9月30日をもちまして、株式会社ワタナべエンターテインメントとの契約を終了し、芸能活動を引退することになりました」と報告。「かねてより心身の不調が見受けられ、回復に努めて参りましたが、現状ではこのまま活動を続けることが難しく、このような結論に至りました」と説明した。

 「日頃より応援いただいておりますファンの皆さま、並びに関係者の皆さまには、ご心配をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪。これに伴い、出演を予定していた10月上演のTAAC「狂人なおもて往生をとぐ」、9月上演の西瓜糖第10回公演「いちご」(ゲスト出演)についても降板するという。

 「公演関係者の皆様、出演を楽しみにお待ちいただいていた皆様には、ご迷惑をおかけいたしますことを重ねてお詫び申し上げます」と謝罪した上で「これまでの応援に感謝を申し上げますとともに、今後の三津谷亮の人生を温かく見守っていただけますと幸いです」と記した。三津谷のSNSについても8日をもって終了した。

 三津谷も事務所を通じてコメントを発表。「僕、三津谷亮は、2023年9月30日を持ちまして、芸能界を引退します。関係者様には突然のご報告となり、ご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんでした」と謝罪をつづり「気持ちを汲(く)み取り受け入れて下さった事、心から感謝しております」とした。「何よりも大切なファンの皆様、色々な要因が重なって、選択としてこのような形となりました」と説明し、「『一方通行じゃないよ』って言い続けて来た芸能人生を、最後はこのような形で終わらせてしまいすみません」と苦しい胸の内を吐露。

 「ただこうしてデビュー15周年を迎えられたのも、応援して下さる皆様の支えがあったからです。本当に心から感謝して愛しています」とファンに呼び掛け「自分がしたいこと、できることをしっかりゆっくり考えながらこれからの人生を地に足をつけ歩みたいと思います。今まで本当にありがとうございました」と締めくくった。

 三津谷は今回の発表の2週間前となる8月25日に、自身のX(旧ツイッター)を更新。「DMを含め、SNSでの精神的攻撃には耐えながら生きて来ました。(既読になった瞬間に消されるので。。スクショに残せた物もあれば残せなかったものもあります。)僕も限界です」と、誹謗(ひぼう)中傷が寄せられていることを投稿。「ピエロを演じてる人だからといって決してその人に何を言ってもいいわけではないです。同じ人間だという事を忘れないでほしい」と訴え、苦しんでいた様子を伺わせていた。

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