玉川徹氏 保険証代わりの“資格確認書”「100%無駄遣いだと思いますよ、241億円というお金」

[ 2023年8月7日 09:23 ]

テレビ朝日
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 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が7日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。岸田文雄首相がマイナンバーカード問題に関する対処方針を発表したことに言及した。

 岸田首相は4日、マイナンバーを巡り官邸で記者会見し、来年秋に健康保険証を廃止しマイナンバーカードに一本化する方針を当面は維持する考えを示した。廃止を延期するかどうかの判断を先送りし、今年秋までに行うマイナ問題の点検作業を見定めた上で「さらなる期間が必要と判断される場合には、廃止時期の見直しも含め適切に対応する」と述べた。相次ぐひも付け誤りに関しては「国民の皆さんの不安を招いていることにおわびを申し上げる」と謝罪。カードについて「これまでの普及の進め方に瑕疵(かし)があったとは考えていない」とも強調した。

 不安の払拭策に関し、保険証代わりとなる「資格確認書」の有効期限は、5年を超えない期間で自治体や健康保険組合が決めると説明。カードに保険証機能を備えたマイナ保険証を持たない人全員に発行し、きめ細かい対応を徹底すると述べた。マイナンバー情報総点検本部を8日に開催し、中間報告と再発防止策を公表すると正式表明した。

 番組では、資格確認書の発行コストの試算として、会社員などの被用者保険で、年間241億5900万円かかると伝えた。この資格確認書について、司会の羽鳥慎一アナウンサーが「皆さんが持っている保険証、ほぼ同じものが来る」と言うと、玉川氏は「僕いろいろ税金の無駄遣いを取材してきましたけど、やっぱり税金を使うにはそれなりに意味があったりするんですよ、ちょっとはね。だけどこれに関してはほぼ100%無駄遣いだと思いますよ、241億円というお金」と自身の考えを述べた。

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