カド番の霧島は8番で稽古切り上げ 立ち合い頭で当たれず…首の状態は「よくなかった」

[ 2024年5月3日 20:53 ]

時津風部屋で正代(左)と三番稽古を行う霧島(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の大関・霧島(28=音羽山部屋)が3日、東京都墨田区の時津風部屋へ出稽古して8番取った。

 まず正代(32=時津風部屋)と連続で7番。次に錦木(33=伊勢ノ海部屋)と1番取った時に当たってすぐ力を抜いてあっさり寄り切られ、そのまま稽古を切り上げた。

 前日の稽古総見でh大関陣らと11番取ったが、この日はいつもより少なめの8番のみ。春場所前に痛めた首の状態について「よくなかった。昨日までとはちょっと違う」と万全ではないことを明かした。立ち合い頭から当たることはほとんどなく、胸から当たっていきなり組みにいったり手を出して止めにいったりと首に負担を掛けない立ち合いが目立った。

春場所は首のケガの影響で5勝10敗と大きく負け越し、夏場所(12日初日、東京・両国国技館)は自身2度目のカド番で臨む。「首が治れば大丈夫だと思う。まあ、これからです」と残り1週間の調整を見据えた。

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