関脇・若元春が右足負傷で7日目から休場「どんどん腫れてきた」師匠が状況説明 再出場の可能性も示唆

[ 2024年5月18日 13:28 ]

大相撲夏場所7日目 ( 2024年5月18日    東京・両国国技館 )

若元春
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 日本相撲協会は18日、関脇・若元春(30=荒汐部屋)が7日目から休場すると発表した。

 前日の取組は大栄翔に突き倒しで敗戦。倒れた時に右足の指が返る形になった。師匠の荒汐親方(元幕内・蒼国来)によると、取組直後はそこまで痛くなかったが「今日になってどんどん腫れてきた。出たい気持ちはあったけど病院で検査する」という。今後については、診断結果をもとに「状況を見て本人と話し合って」と再出場の可能性も示唆した。

 若元春の休場は、幕下だった15年九州場所以来自身3度目(コロナ関連を除く)。この日、関脇同士で対戦予定だった阿炎(30=錣山部屋)は不戦勝となる。

 今場所は初日から小結・朝乃山(30=高砂部屋)が休場。さらに2日目から横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)と大関・貴景勝(27=常盤山部屋)が休場し、この日朝には大関・霧島(28=音羽山部屋)の休場も発表されていた。これで三役以上9人中、過半数の5人が土俵から姿を消すという異例の事態となった。

 幕内の休場者は、三役5人と初日から休場の東前頭6枚目・尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)、3日目から休場の東前頭3枚目・高安(34=田子ノ浦部屋)も含め7人に。幕内で7人以上が休場するのは、コロナ関連を除けば19年九州場所以来となった。

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