岸博幸氏「キックバックは昭和の悪弊」自民・安倍派の巨額裏金疑惑「民間が大変な思いしているのに」

[ 2023年12月3日 12:23 ]

岸博幸氏
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 元経産官僚で慶大大学院教授の岸博幸氏(61)が3日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。自民党安倍派が政治資金パーティーを舞台に巨額の裏金作りをしていた疑惑について言及した。

 党最大派閥の清和政策研究会(安倍派)が、パーティー券収入のうち、ノルマを超えた場合の一部を議員側キックバック(払い戻し)していた疑いが浮上。その収入を報告書に記載せず、過去5年で1億円以上の金が裏金になっていた可能性が指摘されており、実際のパーティー収入は少なくとも8億円前後に膨らむ可能性がある。

 全てのパーティー収入のうち、相当な割合が裏金になったとみられ、東京地検特捜部は裏金づくりが長年にわたり常態化していたとみて捜査。応援を取るなど捜査態勢を拡充し、政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いでの立件を視野に、派閥の事務担当者らに対し任意で事情聴取を進めている。

 岸氏は「これだけ民間が大変な思いをしているのに、政治がこんなゆるゆるでいいんですか?特権階級なんですか?民間にインボイスをやらせるなら、政治資金を透明にするべき。当たり前のこと」「キックバック自体も本来おかしい。昭和の悪弊」とコメントした。

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