林家たい平 母の死去明かす 20年11月に他界「85歳で天国に行きました。眠るように…」

[ 2023年11月22日 13:31 ]

林家たい平
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 落語家の林家たい平(58)が22日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。20年11月に実母を亡くしていたことを明かした。

 2020年の前回出演時にはミシン掛けを披露。両親がテーラーを営んでおり、ミシン掛けはお手のもので「ミシンはおもちゃでしたから」と懐かしんだ。

 当時、テレビ越しに施設にいる母へ「元気~?」と呼びかけたが、放送後に他界したという。

 「普段はなかなか反応を示さなかったんですが、あの放送の時は、テレビに向かって息子だって反応があったみたいで。施設の方から伺って。その年の11月に。偉かったのは、もうちょっと無理ですねと言われながら、自分の誕生日をまたいで85歳で天国に行きました。眠るようにだったので」と回想。

 「出来る限り仕事の合間を見て。故郷は秩父なので、車で行けば2時間弱ですので、行って会って」と顔を見に行くようにしていたという。

 過去、母には一度も叱られたことがなかった。「勉強しなさいとかあれしなさい、これしなさいっていうことも全くなかった。いつも子供の味方。父が職人で厳しかったので、母が全部味方になってくれた」と懐かしんだ。

 お芝居や芸能が大好きだった母は、たい平が落語家になったことを喜んでいた。「3人きょうだいで一人くらいそういう人が出てくれればと思ってたらしいんです。DNAは自然に受け継いでいたのか、落語家になって一番喜んでくれたのは母親でした」。

 たい平が落語家になってからは、ずっと芸名で呼ばれていたという。「僕は本名が『あきら』というんですが、田舎に帰ったらあきらと呼べばいいのに、『もうあなたはたい平っていう人になったんだから、私もお母さんだけどたい平って呼びます』と。それからずっと僕のことを芸名で呼んでましたね」と在りし日の母に思いを馳せた。

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