大阪万博建設費1・8倍、2300億円に三輪記子弁護士「前進だけでなく、やめますという選択肢も」

[ 2023年10月1日 18:09 ]

東京・赤坂のTBS
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 弁護士の三輪記子が1日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)にVTR出演。建設費の上振れが指摘される2025年大阪・関西万博についてコメントした。

 建設費は、当初は約1250億円だったが、その後、1850億円に膨れ上がり、関係者によると、さらに2300億円程度に増えるとみられる。会場建設費は国、大阪府・市、経済界で3分の1ずつ負担する仕組み。3分の2が税金で賄われることになる。

 1250億円から1800億円に増えた2020年に当時の井上信治万博担当相(衆院東京25区)は「今回の金額は上限」、大阪府・吉村洋文知事も「これが増加の話としては最後」としていた。さらに上積みされて2300億円となる現状に、吉村知事は9月28日の会見で「建設費という意味では、ここが最後」と話している。

 三輪氏は「前進する話ばっかりが出てきているのがちょっとおかしいんじゃないかなと思っているんですね」と言い、「当初予算の1250億円が現時点で2300億円かかるって話ですけど、これに関する国民的合意があるのかということは、今もう1回考え直すべきだし、前進するだけでなくって、やっぱりやめますという選択肢も視野に入れなければいけない時にきていると思います」と自身の考えを述べた。

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