亀井正貴弁護士 日大、植物片など発見から警視庁連絡までのタイムラグに「問題だと思います」

[ 2023年8月4日 09:13 ]

テレビ朝日
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 元大阪地検検事の亀井正貴弁護士が4日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)にリモート出演。日大アメリカンフットボール部員の大麻所持疑惑について言及した。

 同部の寮(東京都中野区)から乾燥大麻と覚醒剤成分を含む錠剤が見つかり、警視庁薬物銃器対策課が3日、覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反容疑で寮を家宅捜索。警視庁は所有者の特定や入手ルートの解明を急ぐ。

 番組では、警視庁への通報にタイムラグがあった可能性について指摘。7月上旬に日大に保護者を名乗る人物から情報提供があり、日大側の調査でアメフト部の寮の部屋から植物片と錠剤を発見。同18日に日本アメフト協会のほか、関東学生アメフト連盟、各報道機関に告発文が届き、翌19日に日大が警視庁に連絡し、植物片と錠剤を提出、同庁の鑑定で大麻と覚せい剤成分が含まれると判明したという。

 亀井氏は、植物片、錠剤の発見から警視庁への連絡に約2週間の時間がかかっていることについて「発見から提出までタイムラグがある。違法薬物は所持しているだけで犯罪と疑われる。その間、日大側が所持していたら問題」と指摘。そして「教育機関であり、大学の自治もありますけれども、薬物というのは違う次元の話ですから、薬物を所持していれば犯罪と疑われるような問題なので、例えば大学内で処理してある程度、調査した上でやろうと考えたとしたら問題だと思います」と自身の見解を述べた。

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