ソフトB小久保2軍監督娘・春菜さん「ミス・アース・ジャパン」2位 「一番に父に伝えたい」

[ 2023年8月4日 05:00 ]

<2023ミス・アース・ジャパン日本大会>ドレス姿を披露する小久保春菜さん(撮影・会津 智海)
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 世界4大ミスコンテストの一つ「ミス・アース」の日本大会「ミス・アース・ジャパン」が4日、都内で開催された。全国の予選を勝ち抜いたファイナリスト22人が頂点を目指した。東京代表として出場した会社員の小久保春菜さん(24)が、2位にあたる「ミス・エアー・ジャパン」に選ばれた。父はプロ野球・福岡ソフトバンクホークス2軍監督の小久保裕紀氏(51)。強打者として活躍した父譲りの勝負強さを見せた。

 1メートル70のスレンダーボディーで審査員を魅了した小久保さん。2位の発表で「ミス東京」と呼ばれると、はにかむような笑顔を見せた。「1位を目指していたので悔しい」と本音を漏らしながら、「一番に父に伝えたいです」と声を弾ませた。

 1次、2次の審査を経て、5人だけが進んだ最終審査。審査員から「人生に最も影響力を与えた人は誰ですか」と質問された。小久保さんは「父」と迷わず回答。「父は45年ほど同じことをずっと続けて、夢をかなえております。その姿を一番近くで見てきた私は、継続することの大切さを学びました」と父への敬意を口にした。

 前日は電話で父と話し、緊張のほぐし方を聞いた。「思い切り力を入れてわざと体を緊張させて、一気にほどくとリラックスして臨めるから。行っておいで」とエールをもらった。本番前に実践し「効果はありました」と感謝した。「壁にぶつかるといつも父に相談してきた。父からは“人としてまず大切なことをちゃんとしなさい。信頼がないと、上に行っても応援されないよ”と教わりました」と明かした。

 現在は会社員として働きながら、フリーで司会業やナレーターの仕事も行っている二刀流。プロ通算413本塁打を誇る父を「良い意味でライバル」と言う。「父のように影響力のある人になって、夢や元気を与えられる人になりたい。今は“小久保の娘”としか言われないので、いつか父を超えるぐらいビッグになってやると思って頑張ってきた。その第一歩になりました」と力強く語った。

 ▼ソフトバンク小久保裕紀2軍監督 うれしいですね。努力が報われることは成功体験につながる。(出場するか)迷ったようだが、チャレンジした選択肢が結果につながった。周囲への感謝を忘れずにチャレンジを続けてほしい。

 ◇小久保 春菜(こくぼ・はるな)1999年(平11)3月29日生まれ、福岡市出身の24歳。2020年のミス・ジャパン神奈川大会3位。1メートル70。B90・W63・H85。


 ≪グランプリ・大城きらりさん 世界大会へ≫ グランプリの「ミス・アース・ジャパン」は沖縄代表の大学生・大城きらりさん(20)。今年開催予定の世界大会出場を決めた。台風6号の影響で沖縄在住の両親が応援に来られず。「残念でしたが、良い報告ができるのでうれしい」と喜んだ。

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