柿澤勇人 劇団四季入団の理由「根拠のない自信があったから」 曾祖父・祖父は人間国宝

[ 2023年7月11日 14:17 ]

柿澤勇人
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 元劇団四季で俳優の柿澤勇人(35)が10日放送のフジテレビ「突然ですが占ってもいいですか?」(後11・30)に出演。劇団四季に入った理由を明かした。

 この日はミュージカル「スクールオブロック」(8月17日開幕)でデューイ・フィン役をダブルキャストで務める西川貴教ともに出演。人気占い師のシウマ氏から「家がしっかりしている」「家柄が良い」との指摘を受けた柿澤は「家柄がいいかどうかわからないですけど、父の家がずっと歌舞伎をやっていて、歌舞伎の音楽“清元”。邦楽ですね。三味線奏者と長唄をやっています」と明かした。

 柿澤の祖父・清元榮三郎氏は三味線奏者、曾祖父・清元志寿太夫氏は浄瑠璃語り手で、ともに人間国宝。演技の世界へ飛び込むことは大いに反対されたという。

 転機は15~16歳の頃。柿澤は「家は伝統芸能やってはいるけど、継がなかった。サッカー選手になりたかったけど“サッカー選手の夢も無理”ってことが分かって、そのときにたまたま芸術鑑賞って課外授業でたまたま見た作品が『ライオンキング』だったんですよ」と回顧。「“うわっ、こんな世界あるんだ!”って、思って、“俺、ここに入る!”って」と思い立った瞬間を振り返った。

 当然のことながら「反対したのは家族全員ですね」と柿澤。「両親もそうだし、三味線やってた祖父も“そんな甘い世界じゃないよ、芸事は”って。でも、根拠のない自信があったから“何を言ってんだ!俺できるよ”って。“ライオンやってやるよ”みたいな。サッカーしかしてなかったのに、歌、練習すればできる、踊りも練習すればできる、って」と苦笑。「で、結局入って、ボッコボコにされるんですよ。もちろん、何もできないから。そこで“あれ?洗濯間違えたかな”みたいのはありますけど」と話した。

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