河野太郎消費者相 大手電力7社の一斉値上げに「カルテル、不正閲覧…電力会社の経営が最も効率的とは」

[ 2023年6月4日 10:04 ]

 河野太郎デ消費者相が4日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に生出演。北海道、東北、東京、北陸、中国、四国、沖縄の大手電力7社が1日、家庭向け電気料金の抜本的な値上げを一斉に実施したことに言及した。

 標準的な家庭の6月料金は、5月と比べた値上げ幅が沖縄と北陸で2000円を超える。最も小さい東京でも900円弱と、物価高で苦しむ家計にはさらなる負担となる。7社はウクライナ危機や円安を背景とした火力発電の燃料価格高騰により業績が急速に悪化し、国に抜本値上げを申請。審査で上げ幅が圧縮され、5月19日に認可されていた。中部と関西、九州の3社は、現時点で値上げを予定していない。

 フジテレビ解説委員の松山俊行氏が「電気料金の値上げが続いていますけれども、そうした中、1月から始まった補助金が段階的に減額されて9月に打ち切られるということですけれども、10月以降どうなるのか。一気に負担が増えるのか、ここはいかがですか?」と聞くと、河野氏は「そこは経産省がさまざまな議論をするんだと思うんですが、今回、経産省と消費者庁の協議の中で、カルテルやら不正閲覧ということをやっていた、それによって電力会社の経営が最も効率的だよねとは言えないよねと。今の電力の供給体制をどう見直していくのかというところは消費者庁も入って、これから経産省と議論をしていこうということになりましたので、電力の問題については少し根本的なところから議論をしていきたいと思っております」と話した。

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