宮澤エマ 舞台初主演「正直震えます」 「鎌倉殿の13人」で北条義時の妹役熱演 

[ 2022年12月23日 04:00 ]

来年4月開幕の「ラビット・ホール」で舞台初主演を飾る宮澤エマ
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 12月18日に完結したNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、主演の小栗旬(39)が演じた北条義時の妹・実衣役で注目を集めた女優の宮澤エマ(34)が舞台で初主演を務める。

 作品は「ラビット・ホール」(来年4月9日開幕、東京・PARCO劇場)。2007年にピュリツァー賞を受賞した戯曲で、4歳の一人息子を交通事故で失った若い夫婦の再生の物語。「テーマの重さから、覚悟を持って台本を開きました。これを演じるのかと思うと正直震えます」と話している。

 宮澤は情感あふれる歌唱力を武器にミュージカルなどで幅広く活躍。最近は映像作品でも頭角を現し、20年後期NHK連続テレビ小説「おちょやん」では主人公の継母役も話題になった。初大河の「鎌倉殿」でも、皮肉屋なキャラクターを演じ切った。勢いそのままに年明けには舞台で初主演。「決して悲劇ではなく、前に進もうともがくキャラクターたちの繊細でいとおしい物語です」とアピールした。

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