広島・九里「いい緊張感で入れたら」 ファイナルS第1戦先発 フル回転も望むところ

[ 2023年10月17日 05:45 ]

広島・九里亜蓮
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 広島・九里は16日、本拠地のブルペンで約30球を投げ、阪神とのファイナルS第1戦に備えた。延長10回から救援し1回2/3で23球を投げた14日のファーストS第1戦から中3日での先発。通常3日前の投球練習を2日前に変えて感覚を確認した。

 「疲れは全然特に。体の張りが強いわけではないので、いい準備をするために入った」

 2連勝で突破したファーストSでは一度は中1日で第3戦の予告先発として発表。今季、自己最多でリーグトップの174回1/3を投げ抜いたタフさが頼もしい。26試合で8勝8敗ながら、防御率2.53が示す通り、12球団最多の555得点を挙げた阪神打線にも同2.61と遜色ない。

 「機動力があるし、どこからでも点が入る強い打線だと思う。一つずつアウトを取るスタイルを変えずに、いい緊張感で入れたら」

 ファイナルSは第3戦が床田、第4戦が森下とみられ、第6戦まで勝負がもつれ込むと、九里が中4日で先発する可能性もある。「僕は行けと言われたところで、しっかり腕を振るだけ」とフル回転は望むところだ。

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