落合博満氏 大谷の本塁打王を称賛「非常にうれしいこと」 近い将来「3冠王獲れる可能性が出てきた」

[ 2023年10月17日 17:00 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が17日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル #オレ流トレンド」を更新。日本選手で初めてメジャー本塁打王を獲得したエンゼルス・大谷翔平投手(29)を称賛した。

 大谷は44本塁打を放って、日本選手初のホームランキングに輝いた。これには落合氏も「メジャーリーグで、日本人が一番獲りづらいタイトルがホームラン王。日本人が行っても獲れないだろうと言われていたものを、獲ったということは、これは非常にうれしいことですよ」と称えた。

 本塁打王のタイトルが、日本選手には最も高い壁だと評する。「首位打者と打点王は、誰でもといったら悪いけど、ある程度獲れる可能性はあるが、ホームラン王はパワーヒッターでないと獲れない。それを日本人が獲るというのは、これから出てこないのではないかな、と思う」と話し、その要因には「外国人との体つきの違いですよ」と断じた。

 そのため同氏は「これで、もしかしたら3冠王を獲れる可能性が出てきた」と示唆。来年も期待できるのか、という問いには「やっている間はずっと期待していいんじゃないか」とあっさり口にした。

 日本選手の主要打撃タイトル獲得は、04年に2度目の首位打者となったイチロー以来19年ぶり2人目。投手の本塁打王は1919年のベーブ・ルース(レッドソックス)以来、104年ぶりとなった。さらなる歴史の扉を開く日を、落合氏も期待していた。

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