【バレーボール】高橋藍14得点も敗戦 日本選手21季ぶり優勝逃す イタリア1部プレーオフ決勝

[ 2024年4月29日 08:32 ]

スパイクを打つ高橋藍(C)legavolley.it
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 バレーボール男子のイタリア1部リーグ・プレーオフの決勝(3戦先勝方式)の第4戦がモンツァで行われ、日本代表の高橋藍(22)が所属するレギュラーシーズン5位のモンツァは同2位のペルージャに1―3(25―19、23―25、25―27、20―25)で敗れ、1勝3敗となり準優勝だった。

 高橋は全セットで先発。サービスエース3本を含むチーム3位の14得点を挙げたが、チームは敗戦。イタリア移籍後自己最高成績でシーズンを終えたが、日本人として加藤陽一氏以来21季ぶりの優勝はならなかった。

 1勝2敗と後がない状態でホームに戻ったモンツァは第1セット、8―9から3連続得点で逆転。そのままリードを保ち25―19で先取した。

 高橋は序盤バックアタックを立て続けに決めると、7―8からクロスへ強打。12―11からはサービスエースで得点しセット奪取の原動力になった。

 勢いに乗るモンツァは第2セットも6―7から6連続得点で5点リードを奪った。高橋はバックアタックでチーム1点目を奪うなど、このセットも4得点。しかし粘るペルージャにひっくり返され23―25で落とした。

 第3セットは20―24から4連続得点で追いついてジュースに持ち込んだが、25―27で奪われた。高橋は21―24からサービスエースを決めるなど終盤に見せ場をつくったものの、チームはセットカウント1―2と崖っぷちに追い込まれた。

 第4セットは徐々に引き離され、5点差で振り切られた。高橋は相手のマッチポイントからクロスにスパイクを決めて一矢を報いたが、ペルージャの優勝を阻止することはできなかった。

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