【陸上】“モデルハードラー”田中佑美が織田記念V「注目してもらうことは向いてる」

[ 2024年4月29日 16:56 ]

陸上・織田幹雄記念国際 ( 2024年4月29日    広島・広域公園陸上競技場 )

田中佑美
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 女子100メートル障害決勝は、田中佑美(富士通)が雨中での向かい風0・01の中、13秒00の好タイムをマークして優勝した。序盤から飛び出し、福部真子(日本建設工業)、青木益未(七十七銀行)らライバルを抑えて駆け抜けた。「12秒台が出ず、数字としては満足いかないですけど、目標が落ち着いてレーすること、やってきたことの確認が一番だった」と振り返った。

 オフには、ファッション雑誌「BAILA」ウェブサイトとのコラボレーションでモデルにも挑戦。「陸上を見たことがない人に興味を持ってもらえる良い機会」と挑戦の理由を明かし「いろんな人から良かったと声をかけてもらった」と反響を語った。幼少期にはクラシックバレエもやっており「人前に立って踊る、舞台に立つのは好き」と言い「注目してもらうことは向いてること、昔から目指していることに近い」とさらなる注目度アップを目指す。

 冬季練習は新たに契約したニューバランス製品のサポートもあり「大きなケガすることなく練習することができた」と語る。昨年は12秒89の自己ベストを出し、世界選手権も初出場を果たした。パリ五輪へ向けて「日本選手権でしっかり順位を取るのが大切。今、調子が良い、とかでなく気を引き締めて今後やりたい」と話した。

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