山川豊が公表の肺がんとは 肺細胞の遺伝子に傷がつくことで発生

[ 2024年1月10日 14:19 ]

演歌歌手の山川豊
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 歌手の山川豊(65)が10日、肺がんと診断されたことを公式サイトを通じて公表した。当面の間、治療に専念するため活動を休止する。

 肺がんは、気管支や肺胞の細胞が何らかの原因でがん化したもの。進行すると、周りの組織を壊しながら増殖し、血液やリンパ液の流れなどにのって転移することもある。転移しやすい場所はリンパ節や、肺の中のほかの部位、骨、脳、肝臓、副腎など。

 主な症状に、咳や痰、痰に血が混じる、発熱、息苦しさ、動悸などが挙げられる。しかし、風邪や肺炎、気管支炎など一般的な呼吸器の病気にみられる症状と変わらず、「この症状があれば肺がん」といえる特徴的な症状はない。早期には症状が見られないことも多く、進行して初めて症状が出ることもある。

 肺がんは、肺細胞の遺伝子に傷がつくことで発生する。細胞に傷をつける最大の原因として、たばこの影響が指摘されている。

 日本人のがんによる死亡数の第1位で、国立がん研究センターによると2021年には男性は5万3278人、女性は2万2934人が肺がんで亡くなっている。

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