ミルクボーイ内海、涙で和牛解散発表を語る「兄さん、僕泣いてますよ」 1期上のライバルで良き相談相手

[ 2023年12月19日 16:53 ]

「ミルクボーイ」の内海崇(右)と駒場孝
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 お笑いコンビ「ミルクボーイ」が19日、ABCラジオ「ミルクボーイの火曜日やないか」で、来年3月での解散を発表した1期上の先輩コンビ「和牛」について語った。

 相談に乗ってもらう仲。駒場孝は水田信二と親しく、「先輩と遊ぶより漫才がんばれ。オマエらおもろいんやから」と鼓舞されたこともあったという。

 ミルクボーイがM-1グランプリ優勝後、和牛から「今後について話し合おう」と誘われたことを回想。駒場は「舞台の端のテーブルに4人で座って。僕らが世に出たてで、分からんからどうしたもんですかね?と。(和牛は)道筋をずっとしゃべってくれた」と、親身に助言をくれた2人に感謝した。

 内海も「テレビに出ながら漫才も大事にしていくバランスとか、無理なものは断るのも大事とか教えてくれた」と続き、「今も和牛さんの漫才に取り組む姿勢を見させてもらってる。袖でも真剣で、一つ一つの舞台に手を抜かん」と絶賛した。

 「全員にウケて満足させられるネタって結局3、4本しかない。でも和牛さんは10本ぐらいある。絶対ウケるから一緒の舞台になるのが嫌。そう感じる人は少ない。ライバルで居てくれるから、自分らの立ち位置も分かる。ずっと…」と言ったところで声を詰まらせた内海。「泣いてるやん」と駒場にツッコまれ、「ごめんごめん…泣いてない」と動揺しつつ、「アハハ…泣いてしまった」と認めた。

 「最初から人気あったわけじゃないのも全部知ってるねん。俺らが大阪の賞レースで残った時、大会の前説してはった…後輩もおるのに嫌やったと思う。その後、会うたびにネタ合わせしてて。頑張って頑張ってここまで来はった。結局、面白い人も頑張ってるから上にいけるんやと気づかせてくれたから、俺らも頑張れてる」と力を込めた。

 「勝手に切磋琢磨(せっさたくま)させてもらってて、年とってもずっとそうさせてもらえると思ってたから。急やったからさあ…“何言うてはるんですか”って言える機会がなかったのが悔しい」と語り、「僕、泣いてますよ、兄さん」と呼びかけた。

 内海は「鬼気迫る感じが最近は特にすごかった。それは悪い事じゃないからさあ。面白いに向かってやってるから」と話し、「まだ吉本の先輩でいてくれるということで。また組んで…とは軽く言われへん。でもそんな気持ちになった時、僕らが手の届かん所に居りたい」と心を整理するように吐露。「泣くって…」と自身の思わぬ姿に苦笑いで、「1週間経ってるのに。すみません」と取り乱したことを謝っていた。

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