観月ありさ お芝居「本当にやりたくなかった」楽しくなったのはアノ代表作!舞台裏秘話も…

[ 2023年12月19日 11:55 ]

観月ありさ
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 女優の観月ありさ(47)が19日、文化放送「おとなりさん」(月~金曜前8・00)にゲスト出演。女優業について語った。

 モデル、歌手など様々な分野で活躍する観月は、女優業では30年連続主演記録が継続中だ。

 だが、10代の女優としてのスタート地点では「お芝居、本当にやりたくなかった」と振り返る。「劇団出身の子達に比べると、全然出来なくて…人前でお芝居するなんて、そんなこと出来ない。本当に戸惑いしかなかった」と周囲の後押しがあり始めたものの、イヤイヤの始まりだったことを明かした。

 そして「あっという間に終えるつもりだった。いつも“最初で最後だ”の勢いでやっていた」と告白した。

 だが、転機がやってきた。96年~02年まで全4シリーズが放送された「ナースのお仕事」(フジテレビ)。ドジな新米ナース・朝倉いずみが、笑いあり・涙ありの経験を重ね、一人前の看護師、一人の女性として成長していく姿を見事に演じて、大ヒット。

 「それまでは、しっかりした少女役が多かったけど、いずみちゃんはボケ役でコメディー。(自身に対する)街の反応も変わって、自分が作っていくキャラクターが一人歩きして成長していく姿を感じて、楽しかった」と説明。

 「いつもせわしなく走ったり、無駄に声が大きかったり、誰かに怒られたり…」。そんないずみを演じるために「子どもを観察して、子どもの動きを取り入れました」と役作りの裏側をなつかしそうに語った。

 作品の見どころの一つとなった、先輩ナース・尾崎翔子を演じた女優・松下由樹との「あ~さ~く~ら~!」「せ~んぱ~い!」の掛け合いについては、「“あ~さ~く~ら~!”は台本に書かれてなかった。まさか由樹さんがあんな風にためて言うとは思わなかった。由樹さんのおかげ。由樹さんが伸ばしてきたから、私も伸ばして言った」と名シーン誕生秘話を明かした。

 「本当に楽しかった。たくさんのアドリブが使われていて、毎日お芝居のライブがやってるという感覚の現場でした」としみじみ語った。

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