永瀬九段が開幕4連勝 王将戦挑戦者決定リーグ 次戦〇で挑戦権獲得の可能性も

[ 2023年11月4日 04:30 ]

リーグ4連勝で単独首位をキープした永瀬拓矢九段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は3日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグの1局を行い、先手の永瀬拓矢九段(31)が近藤誠也七段(27)を93手で下し、開幕4連勝を飾った。

 永瀬は角換わり腰掛け銀の戦型を選び、73手目まではいわゆるノータイム指し。研究の深さをまざまざと見せつけ、音を上げた近藤の勝負手にも冷静に対応しての完勝だった。

 この日の勝利で来期のリーグ残留が決定。次局(14日)の羽生善治九段(53)戦に勝てば、3期ぶりに挑戦権を手にする可能性がある。「少し時間があるので、精いっぱい準備し、よい将棋をと思っています」と抱負を語った。

 敗れた近藤は挑戦権獲得の可能性がなくなった。

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