サンド伊達 無名時代「お金ちょうだい」と懇願したお笑い芸人 返された言葉に「ハッとした。ダメだって」

[ 2023年11月4日 15:14 ]

「サンドウィッチマン」の伊達みきお(左)と富澤たけし
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 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が4日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」(土曜後1・00)に出演。ゲスト出演したお笑いタレントのヒロシ(51)との思い出話を語った。

 「ヒロシです」のネタで大ブレークする前、コンビで活動していた時からの知り合いで、ライブでも共演するなど旧知の仲。「7、8年ぶり」という久々の再会となった。

 ヒロシは初めてサンドウィッチマンを見た時のことを「この人たちはヤバい人たちだ!と。今でこそテレビ出て好感度もすごいけど…そういう世界の人も漫才やるんだって思ったんですよ。でも漫才上手くて」と回想。サンドウィッチマンの2人は「やめてもらっていいですか…まあガラ悪かったけどね。打倒・東京で来てるから気張ってました」と苦笑した。「2人が変わったというより周りの見る目が変わっただけですよね」と語った。

 また、当時を振り返り「あん時は荒んでたなあ。サンドウィッチマンも荒んでたんじゃない?」と苦笑い。

 伊達みきおは「ライブ終わって歌舞伎町ウロウロしてたら、路上に人が倒れてるんですよ。え?って思って見たら、ヒロシさんなんですよ。当時はヒロシじゃないから、斉藤健一。本名ね。あれ?!健ちゃんじゃない?!って。体揺すったら、泥酔してたんだよね。ホストの仕事してたから」としみじみ。

 その後しばらく経って「辞めたのかなと思ったら、ヒロシです!って。え?!健ちゃん?!って。まだ(相方の)富澤(たけし)と一緒に住んでた時だったから、健ちゃん何してんの?歌舞伎町で倒れてたよね?って」と驚いてテレビにくぎづけになったという。

 大ブレークしたヒロシとは対照的に、当時のサンドウィッチマンは「いわゆる僕らは地下芸人だったんですよ」とまだ無名でくすぶっていた。ヒロシは「なんでこんな所に!って。正直バカなんじゃないかって…ネタうまいのになんでこんなとこいるんだろって」と、コンビの実力を知っていただけに歯がゆく思っていたという。

 その後、サンドウィッチマンもようやく名前が売れ始め、年末特番で共演。伊達は「当時僕らはバイトしてて。健ちゃんは『ヒロシです』でものすごい儲かってる時。俺、お金ちょうだいってもらいに行った。『いっぱい儲かってるんでしょ?。久々ですねえ!お金ちょうだい』って。会いたくて俺から行った。そしたら『全然いいですよ。ただ、それでいいんですか?』って言われた記憶がある」と告白。

 ヒロシは「そんな言い方だったかなあ?内容はそうよ」と苦笑したが、伊達は「でもハッとしたの、それで。ダメだって」と振り返った。

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