VIVANT ただの「まんじゅう」じゃなかった!販売中の別班饅頭、実は劇中にも…乃木の行動との関連は

[ 2023年8月10日 11:05 ]

TBSショッピングで販売されているVIVANTグッズ

 俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00)は、13日に第5話が放送される。6日に放送された第4話では、登場人物の“第2の顔”が次々と明かされ、視聴者を驚かせた。さらに第4話放送当日には、TBSショッピング内で「別班饅頭(まんじゅう)」の販売が開始され、その内容が“伏線なのではないか”と大きな話題に。実はこの饅頭、同じような饅頭が劇中にも登場し、不自然にクローズアップされるなど、ただのおまんじゅうではなさそうだ。

 <以下ネタバレ有り>

 主人公・乃木憂助が務める丸菱商事で起きた、1億ドル(日本円で140億円)の誤送金から始まる壮大なストーリー。乃木は、大金を取り戻すべく向かったバルカ共和国で、謎の組織・人物である「VIVANT」と間違われていた。

 無実の爆発犯とみなされ地元警察に追われる立場となったが、公安の刑事・野崎(阿部寛)らの協力により、世界医療機構・医師の柚木薫(二階堂ふみ)とともに、第3話で命からがら無事に日本に帰国。誤送金した140億円は、乃木が社内の誰かから罪をなすりつけられたものだといい、野崎は謎のテロ組織「テント」か、または「VIVANT」の正体と仮付けされている自衛隊の影の諜報部隊「別班」のメンバーではないかと推測。公安のサイバー対策課の“ホワイトハッカー”東条翔太(濱田岳)の力を借りて、乃木を犯人に仕立て上げるために動いた人物が、社内の財務部・太田梨歩(飯沼愛)と判明した。

 第4話では、入社2年目の太田の正体が、実は超一流ハッカー「blue@walker」だと判明。だが、この誤送金事件は、太田が何者かの指示で動かされていたものだった。

 太田に指示を出していたのは、何と、乃木が「唯一信頼できる社内の人間」と話していた丸菱商事の同期・山本巧(迫田孝也)だった。山本は実は、テロ組織「テント」のモニターだったのだ。

 この事実だけでも衝撃的だが、初登場した松坂桃李が「別班」の一員・黒須駿役と判明し、さらに黒須は乃木を「先輩」と呼んだことから、乃木が実は「別班」のメンバーだと判明。登場人物たちの“第2の顔”が続々と明かされた。

 この第4話放送開始直前、「別班饅頭」の販売が公式SNSを通じて発表された。気がかりなのは、別班と敵対するはずの「テント」のマークがパッケージに採用されていること。さらに中には、テントマークが描かれた白い饅頭が中央に一つ置かれ、それを囲うように「別班」と書かれた紅い饅頭が8つ並んでいる。このことから、「別班=8人」ではないかという考察が見られた。

 また、この饅頭は「白が中央、赤が背景」と、日の丸と逆の配色となっている。これは「日本をターゲットにしている」テントが「日本の敵」ということを表しているのではないかとも読み取れる。

 実はこの饅頭、同じような「赤い饅頭」が第5話の予告に登場する。予告映像の中盤、御神牛像にお供えされた赤い饅頭が映し出される。限られた数秒の予告の中で使用されたこのシーンは、重大な意味がありそうだ。

 また、乃木は、毎日欠かさず行うという神田明神への参拝の際、「小さな祠」の方に目を向ける。不自然にクローズアップされるこの祠に「重大な何か」があると、視聴者は考察している。

 この2つを結び付けて、「牛の銅像の足元に饅頭と10円玉と5円玉が置いてあるのが気になる…それにわざわざ拡大する必要あった?」「ノーマルに考えると何かの伝達手段」「乃木がいつも神社でチラッと見てたのは、お饅頭がお供えされてないかを見てたのかな」「あなた別班饅頭っていうのね!きっと神田明神の小さい祠で連絡取り合う時に使ってるんだろうな」「神田明神の祠の御神牛にお供えされているのは赤色別班饅頭ですよね?」と、別班饅頭は何らかの伝達手段に用いられているのではないか…という考察が多く上がった。

 果たして、この饅頭は何を意味しているのか。13日放送の第5話で注目したい。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年8月10日のニュース