落合博満氏 新庄監督の采配に「先発投手が困る」「打線っていうのは線。ある程度、固定していかないと」

[ 2022年4月3日 10:09 ]

落合博満氏
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 3冠王に3度も輝いた落合博満氏(68)が3日、コメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。ビッグボスこと新庄剛志監督(50)が指揮を執る日本ハムについて語った。

 日本ハムは開幕から5連敗。6戦目に今季初勝利を挙げたものの、7戦目も敗れて現在、1勝7敗で最下位となっている。

 落合氏は、新庄監督の開幕戦でドラフト8位・北山亘基投手(22、京産大)をオープナー起用した采配に「先発投手が困る。だいたい自分で何試合目に投げるっていう予測を立てて、それで開幕に臨んでいくわけだから。それが初っ端から中継ぎが先発して、“じゃあ俺らはいつ投げればいいんだ”っていうような感じにはなるでしょうね」と指摘。

 司会の関口宏が「だからまあ新監督は意表をついているわけだけど、意表をつくと選手が困っているっていう、こういうわけですな」と言うと、「ええ、それがちゃんとコミニュケーションができてるかどうかっていうことなんでしょう。だから打順の組み方でもね。選手を見ながら状態のいい者を使っていくっていうけども、ある程度、固定していかないと、打線っていうのは線だから。線にならなくなっちゃう」と自身の考えを述べ、チーム成績について「これから先、どうなるか分からないですけどね」と話した。

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2022年4月3日のニュース