【サーフィン】稲葉玲王が五輪会場での恐怖体験を告白「心臓が止まりそうに」代表合宿へ出発

[ 2024年5月4日 21:10 ]

タヒチでの代表合宿に向けて、狙いや意気込みを語った稲葉玲王
Photo By スポニチ

 サーフィン男子でパリ五輪代表の稲葉玲王(27)が4日、五輪会場となるフランス領ポリネシア・タヒチ島チョープーでの代表合宿参加のため、羽田空港から現地へ向けて出発。本番まで3カ月を切った中、「いろんなコンディションで、いろんな波に挑戦したい。本戦もいろんな波になると思うので、小さい波から大きい波まで全部やりたい」と意気込みを語った。

 今回の合宿は女子代表の松田詩野(TOKIOインカラミ)との2人が参加し、約2週間滞在して現地の波に合う板の選定にも着手する。筒状に巻く巨大な波が特徴のチョープーでは、波を待つポジションも重要だけに、「一番は波に慣れること。地形や乗るポジションを見つけたり、(本番に向け)仕上げに掛かっていきたい」と話した。

 昨年に条件付きで五輪代表に内定した後も、すでに何度も現地を訪れ、練習に励んでいる稲葉。4月にも単独で1週間ほど滞在したといい、「凄くいいタイミングで、人もいなくて、今までで一番練習できた。普段なら4時間で2。3本乗れたらいいが、5分おきくらいに乗れた。最高でした」と振り返った。

 一方で苦労や恐怖体験も。「本当は船で(ポイントまで)1、2キロ行くが、個人だとお金がキツいので、ほとんどパドルで行った」と自力で泳いでいたという。さらには「朝はサメが泳いでいる。心臓が止まりそうになる。ヒレが見えて…。2、3メートルくらい(の距離)」と往年の名画『ジョーズ』さながらの恐怖体験をしたと告白。「音を立てたりしなければアタックはしてこない。ただ、運というか…」と話した。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年5月4日のニュース