【船橋11R・東京湾C】シシュフォス貫禄の横綱相撲

[ 2024年5月2日 05:00 ]

重賞連勝を狙うシシュフォス
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 (9)シシュフォスが不動の主役だ。前走・クラウンCで重賞初制覇。門別からの移籍2戦目で、一気に南関3歳世代の主役に躍り出た。好位のインを確保して直線で力強く抜け出す全く危なげないレース運びだった。ここは南関白星デビューを飾った前々走と同じ船橋1700メートル。主なライバルとは勝負付けを済ませており、崩れるシーンは想像できない。貫禄の横綱相撲で東京ダービーの切符をつかむ。

 マコトロクサノホコが続く。こちらも門別デビュー馬で、南関転入後【2・1・0・0】。能力の高さは疑いようがない。◎に完敗した前走から重量差が逆転するのも対抗に推した材料だ。差す競馬が板についてきたアムクラージュも上位争い。

 ▼クリコマ(高月師)前走は砂をかぶって8着。そう考えると最内枠がどうかだが、状態は悪くない。今回はパシュファイヤーに加え、ブリンカーを着用するか考えている。

 ▼アムクラージュ(藤原師)中間もしっかり追い切りができて順調に調整できた。前走を見れば距離も大丈夫そうだし、タイトルが欲しい。

 ▼オーウェル(小久保師)状態はいい。道中のさばきにぎこちなさが残るので、広いコースに替わるのはプラス。

 ▼マサノロイヤル(斉藤師)いい意味でいい状態をキープしている。鞍上の思い通りに動ける器用なタイプ。相手は強いが、自分のリズムで運べれば大崩れはないと思う。

 ▼ゴールデンブザー(宗形師)前走は初コースを気にして力を出し切れなかった。好状態をキープできているし、力差のないメンバーだけに改めて期待。

 ▼マコトロクサノホコ(川島一師)素直でどんな競馬もできるし、調整も順調。前走の勝ち馬が次走で重賞を勝ったことを考えれば、この馬もやれると思う。

 ▼ツキシロ(高月師)距離が延びてどうかだが、前走より状態はいい。行きたい馬の多くが外枠なので、テンの速さを生かせれば。

 ▼シシュフォス(佐藤太師)この中間は前走の良かった状態をキープしている。前走より距離延長になるのも歓迎材料だし、うまく立ち回れば好勝負になるはず。

 ▼バハマフレイバー(稲益師)前走よりもいい状態。中間は砂をかぶっても大丈夫なように調教を工夫してきた。キックバックにも対応できると思う。このコースは得意だし、力を出せればいい勝負になると思う。

 ▼トーセンヴィオラ(小久保師)状態はいい。前走のような競馬ができるなら距離は持ちそう。

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