アーモンドアイの初子「アロンズロッド」 美浦・国枝厩舎入厩 新潟デビュー予定「夢のある話」

[ 2024年5月2日 16:13 ]

入厩したアロンズロッドを笑顔で出迎えた国枝師(左)
Photo By スポニチ

 伝説がここから始まる。18年牝馬3冠など芝G1で史上最多の9勝を挙げた名牝アーモンドアイの初子、アロンズロッド(牡2=国枝、父エピファネイア)が2日、美浦の検疫馬房を出て、母も過ごした国枝栄厩舎へと入った。

 父母を合わせてG1を11勝。競馬ファン大注目の超良血馬は報道陣を前にしても動揺ひとつ見せなかった。

 国枝師は「無事に入ってきて健康そうでホッとしています。(これだけの良血で)夢のある話だね。まずはゲート試験合格。順調にいけば夏の新潟でデビュー。一度、(ノーザンファーム)天栄に出して、向こうで感触を見てもらってのデビューになる。皮膚が良く、芯があるように気持ちがしっかりしている。あまり浮ついていない雰囲気」

 同馬は母と同じくシルクホースクラブが所有。募集総額は2億4000万円(1口48万円×500口)と、さすがの高額ぶりだ。

 同クラブによれば、馬名の「アロンズロッド」は旧約聖書に登場するモーゼが海を割った際に使用した杖の名前。G1の勝負どころでモーゼのごとく馬群を割る姿が、すでに見えるようだ。

続きを表示

「2024 オークス」特集記事

「平安S」特集記事

2024年5月2日のニュース