川中美幸 5月に松竹新喜劇初出演「夢のようです」

[ 2024年4月2日 14:54 ]

喜劇発祥120年を記念した松竹新喜劇公演の取材会に出席した(前列左から)曽我廼家文童、渋谷天笑、川中美幸、藤山扇治郎、渋谷天外                              
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 歌手・川中美幸(68)が2日、大阪市内で行われた「松竹新喜劇 喜劇発祥120年公演」(5月10~19日、大阪松竹座)の取材会に出席した。

 川中が松竹新喜劇に出演するのは初めて。「子どものころから藤山寛美さんをずっと見てきた」という川中は「私が熱望してきたので、夢のようです」と大感激。恩師である作詞家・もずしょうへい氏(85)が、劇作家を目指し先代の渋谷天外に師事していたこともあり「人生って不思議やなあ、と。出会うべくして出会えたような。殺伐とした今の世の中で、松竹新喜劇が描く人のぬくもりを発信できたら。新人のつもりで、勉強させてください」と殊勝に語った。

 舞台では戦争中から上演されてきた「村は祭りで大騒ぎ」で、娘を女手一つで育ててきた母親に挑む。ラストには娘を思って歌う劇中歌も披露。17年に92歳で亡くなった名物お母さんを思い「ウチの母とダブらせながら演じていきたい」と誓った。

 また、川中の主演舞台で共演した際に「新喜劇に出はったら?」と声を掛けたという曽我廼家文童(77)は「歌の合間にお客さんとの対話で、1人で笑わせてるんです。この方のしゃべり方といい、間といい…。もっといろんな役者とのどうですか?と。また違うものができると思う」と太鼓判を押した。公演は名作「幸助餅」との2本立て。

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