橋下徹氏 米報復、親イラン組織空爆に「第一次世界大戦の時も…何とか交渉、話し合いで収めてもらいたい」

[ 2024年2月4日 08:24 ]

橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が4日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。米中央軍が2日、ヨルダンの米軍施設で米兵3人が死亡した無人機攻撃への報復としてイラクとシリアで攻撃を行ったことに言及した。

 無人機攻撃は親イラン武装勢力の連合体「イラクのイスラム抵抗運動」が実行したとし、イラン革命防衛隊で対外工作を担う「コッズ部隊」や親イラン民兵組織を狙い、七つの施設で85以上の標的を空爆。バイデン大統領は声明で報復は「われわれが選ぶ時間と場所で続く」と予告した。

 中央軍によると、125発以上の精密誘導弾を使い、司令や情報収集の拠点、補給施設、無人機の保管庫などを攻撃した。米本土から飛来したB1B戦略爆撃機も参加した。イラク首相府やシリア人権監視団によると計45人が死亡。親イラン武装勢力がさらに反撃する恐れもあり、中東の緊張が一層高まるとみられる。イラン外務省報道官は3日の声明で、米軍の報復を「地域の緊張と不安定さを増すだけだ」と非難。シリア、イラク両軍もそれぞれ批判した。

 橋下氏は「第一次世界大戦の時もあれよあれよという間に大戦に発展していったわけですから、やっぱりここは外交でね、何とかまず交渉、話し合いで収めてもらいたいですね」と自身の考えを述べた。

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